耳のお話。イヤァ・・BGM編①お食事タイム
親愛なる皆さま
先日、耳って、働き者ですね。
という記事を、書きました。 (こちら)
今日は、その続きです。
私は、その場所に流れているBGMによって、
お店や、建物に入れない・入らない(避ける)場合が、あります。
不穏な空気を感じる。。とか、
そういうことではなくて、
大抵は、自分の気が散ってしまうからです。
多くの原因は、こうです。
一つ、自分の好みに合わない。
(ジャンルや形態、クオリティなど。)
二つ、自分の耳に合わない。
(音量や音質。限界値を超えてしまう。)
三つ、自分の心理に合わない。
(ゆっくりしたいのに、気にかかる音楽、など)
その日の、気分に左右されることもありますが、
どれも、大変です。
そして、呼びかけのようなコマーシャルが、
「カガミモチ、ったら、鏡餅」とか (笑。正月バージョン)
こびりついて、離れない時もあります。
(広告側としては、大成功ですね。笑)
そういうことなら、
イヤホンを(私の場合は無音の状態で)、
すれば良いのですけれど、
そうしたら、次は、気配が、わからなくなります。
周りの音を聞きながら、いつも歩いている気がしますし、
情報の多くも、それで判断しているように思います。
(後ろに人が来られた、とか。)
今は、
外で食事をすることは、なくなりましたけど、
音楽によって、美味しいものも、
途端に、味が変わってしまう場合もあります。
(それは、自分の心理によって。
美味しいものが、魔法のように不味くなるわけではなく、
自分が、美味しく、いただけなくなってくる。。)
反対に、
好きな音楽や、テンションが上がる音楽が、かかったりすると、
もう、何を食べても、美味しい。😍
味も倍増。
何を飲んでも、酔えます。(笑)
(これは、対人に置き換えるとわかりやすいかもしれません。
緊張している相手と一緒だと、それこそ何を食べても覚えていないし、
リラックスする相手だと、より美味しくも感じられますよね。)
そして、
気にかかる音楽では、箸も止まり。。(聞き入ってしまう)
特に、歌詞のように、言葉が乗っかっていると、
その結末まで、気になってくる。。
話者の発音によって、物語が変わる、
結末が、わからなくなることも、あります。
例えば、
① あなたをおもう、(あなたを、想う)
② あなたをーもう、 (あなたを(ぉ)、もう)
メロディの抑揚や、音の切れ目などによって、
①、②は、全然、違う意味に、なってまいります。
①の場合、おもう、の、「お」が、明瞭でないと、
「もう」の方にも、聞こえる。
そして、①なのに、②に聞こえた場合、
②の続きは、
あなたを、もう、(忘れてしまいたい)
と、いうような、
逆説の物語に感じられる可能性も、出てきます。
日本語の面白いところです。
食事どころでは、ありませんね・・(笑)
音は、いち大事です。