10歳の神田川:リトル桃子、Amが身に沁みる
親愛なる皆様
リトル・桃子10歳が、
なかなか趣のある子どもだったのでは、
の、続きです。
( 以前のお話は、こちら )
10歳から、レッスンというものを受けるようになって、
クラシックギターでしたが、
まあそれなりに、楽しんで弾いていました。
それでも、人気のポップス音楽などに、
興味も持ち始める頃でしたから、
クラシックの曲が、あまりしっくりこず、
自分の身の回りと、何かが一致しない感じでもありました。
それで、歌本などを買ってもらって、
流行りの歌の歌詞に、コードが付いているものを、
喜んで弾いたりもしていたのですが、
それでも、何か、しっくりこない。。
楽器が、クラシックギターですから、
ポップスが、あまり合わないのです。
それに、歌の曲ですから、
自分が歌わないと成立しないことにも、
なぜか、感覚が合っていない気がする。。
(あまり歌うことには興味がなかったみたい?)
その頃は、1980年代後半、
バンドブームが、始まる少し前だったと思いますが、
バンドの曲も、それこそ、クラシックギターでは、
何かが、一致しない。
そんな中で、
妙に、しっくりくる歌が、現れました。
(歌本に、載っていた。)
それは、、
「神田川」
あの、名曲の、です。
そう、やっぱり、フォークの曲が、
この楽器には、合います。
それでも、神田川は、アコギのほうだと思うのですが、
やはり同じギターという楽器ではありますので、
バンドものよりも、まだまだ、より、しっくりくる。
おおお!
と、リトル桃子、感動しました。
でも、
10歳か、〜12歳ぐらいのとき、
やっぱり、この世界観は、わからないのですね。(笑)
24色のクレパスも、
あなたは、もう忘れたかしら、も
石けんも、髪が冷えるのも、
若かったあの頃も、 (あんた、まだだいぶ若いがな:笑)、
優しさも、こわいのも、
(優しいのになぜこわいのかわからない)
まったく、わからないのです。
そして、妙に物悲しいのが、
なんだか、寂しすぎる。。
寂しいという感情も
どれだけわかっていたのか定かではないですが、
なんとなく、そういうことイヤがりますね、こどもって。
それでも、
楽器には、
自分のクラシックギター(ガットギター)には、
そのコードが、1番しっくりくるのも、
何か感覚で、カラダで、わかるのですね。
大変な、ジレンマだったと思います。(笑)
Am (エーマイナー) *
ボロろーん
ああ、イケてる。。これよこれ。。これなのよ。。
なかなか渋い、10歳です。
😅
* 神田川:
「かぐや姫」というグループが歌った、日本のフォークソング。
1973年(昭和48年)に、シングルが発売された。原曲は、Em