えれきギターの神様
親愛なる皆様
お越し頂き、ありがとうございます。
今日は、原稿を差し替えて、こちらの記事です。
🙏 🎸
昨日の夕方、エレキギターの神様、寺内タケシさんが
旅立たれたという、ニュースを聞きました。
わたしは、直接は何の関係もなく、
ライブも拝見したことがなかったのですが、
ひとりのギター弾きとして、ご冥福をお祈りいたします。
お弟子さんのひとりである、
演歌歌手の方のライブを
観客として数年前に(確か神戸で)
拝見したことはあります。
( しかも、同じお名前の )
そんなことも思い出しながら、なんだかとても寂しい気分です。😔
🎸
神様は、ジャンルが違えど、ギターはギター。
影響を受けなかった、なんてことはありません。
わたしが、テレビやCDで印象に残っている三つのできごと。
だいぶ前です。 (わたし20代かも?)
テレビで、神様がこう言っておられた。
「 ギターは、すごい楽器なんだ、
(他の楽器に対して)口笛を吹きながら吹いてみろ、
そういうことができるのはギターだけだ 」
( 画像が手元にないので、朧げながら、
こういう主旨のことを言っておられた、と思います。)
これを見て、わたしは、そうです!そうなの、神様!
と、すごく納得したのを覚えています。
よくわかるような、わからないような、(笑)
でも、わたしにはとても合点がいき、
神様、やっぱすごいなぁ、、と思った記憶があります。
そして、それよりもさらに後、
これもまたテレビで、ある歌手の方の、特集番組で、
(これも、今どなたか思い出せず、すみません…)
かなり昔の映像だったと思います、
その歌手の方の後ろのほうで、
なんだかただならぬ気配のギタリストがいる、
と、興味津々で注目していたら、
若き日の神様と、わかりました。カッコ良かった。
そして、もうひとつ、近年のことです、
日用品を買い物している時、
ワゴンCDの臨時コーナーがあって、
おや? 神様がワゴンに乗っている、
と、迷わず買ったCDが、
「寺内タケシとブルージーンズ3 花笠音頭」
でした。
発売元:キングレコード
とありますが、ピックアップ集なのか、
オリジナルCDに該当するものがどれなのか、
検索ではよくわかりませんでしたが、7曲入り、1200円、でした。
(それぞれの曲は、今もいろんな形で聞けるのではないかと思います。)
今、聴いても、度肝を抜かれます。
😳 💘
その発想とハイセンスに、びっくり仰天。
音も深くて、こういうエレキギターの音も大好き。
購入した時は、阿波踊り、と、安里屋ユンタ
に、ひっくり返ったのですが、カッチョ良すぎて(笑)、
今は、草津節、会津磐梯山、も、だいぶきてます。
わたしが、ほんとに素晴らしいなと心打たれることのひとつに、
音の、音楽の、裏拍がちゃんと存在すること。
ここで説明すると長くなりますので、はしょりますが、
人や思想などを飛び超えて、だから人間がビートに乗れるんだ、
と、わたしは思います。
ですから、多くの人々が、国も超えて、
このギターサウンドに、熱狂したのではないかと思います。
長きにわたり、こんな遠くのわたしにまでも、
情熱と勇気、音楽の、日本の、ギターの、カッコよさ、
インスピレーションを、ありがとうございました。
*
私達の民謡のあり方には大きな壁が立ちふさがっております。
それを突き破るのは、やはり、寺内さん達若い人々が感じてくれる郷愁と、
それに向かう道程ではないだろうかと思います。
ブログ記事内CDのライナーノーツ:
三橋美智也さんの言葉「寺内節賛歌」より抜粋、
斜体字すべて引用