平和への祈り・アンパンマンと職員室
親愛なる皆様
お元気でいらっしゃいますか。
こちらは、相変わらず、暑いです。
台風も近づいてきました。
今日は、静かにお話を、したいと思います。
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今日は、8月9日。
小学生の頃、夏休み前ぐらいになると、
学校で、ヒロシマ・ナガサキに関する展示というものがありました。
夏の期間だけ、廊下の掲示板や壁の一角に、
せんそうの時の、資料や写真が、貼り出されるのです。
その当時の記憶は、低学年で、
細かな内容は、はっきりと覚えていないのですけれど、
職員室か、給食室か、または、靴箱だったか、
そこを、その廊下を通らねば、行けないところ、
という場所に張り出されていましたので、
必ずと言っていいほど、目に入りました。
小さかったですから、リトル桃子・6〜8歳?、
もう、それはそれは、おっそろしくて、おそろしくて、
目をつぶって、(展示の意味ないですが…)、
走り抜けていたと思います。
そして、その目をつぶって、という記憶、
おっそろしくて、という、思いのようなもの、
それは、今でも、残っています。 覚えています。
何がこわかったのか、本当のところは、
子どもの時の、怪談をおそれるようなところも
あったような気もしますけれど、
そして、その時は、本当に意味を理解できていたのか、
疑問符的なところも、ありましょうけれども、
今となっては、その教育に、感謝しています。
学校の方針と、先生方の熱意(で、あったのではないかと思います)によって、
正面から、突きつけて頂いた、
厳しさを持って、はっきりと、しっかりと、
伝えて頂いた、と、感じています。
子どもながらに、せんそうは、おそろしいもの、
ということが、理解できたような気がしていることに、
ありがたかった、と考えています。
🏫
アンパンマンの作者、やなせたかしさんが、
何かのインタビューで、その昔、
「敵でも味方でも、関係なく、子どもの上に、バクダンが落ちるのです」
というようなことを仰られていて、涙が出ました。
本当にそうだと思いました。
たくさんのいのちと、無念と、愛情に、
平和への祈りを、捧げたいと思います。