豪雨対策・楽器編:その時ギターは・・
親愛なる皆さま
いかがお過ごしですか。
今日も雨が油断できませんね。
お互いに用心しましょう。
昨日、書いた記事は、
近年の豪雨を受けて、常日頃どうしているか、
という対策についてでした。
( こちら )
そして、今日は、
豪雨対策・楽器編をお送りしたいと思います。
日頃からの対策もさることながら、
ギター弾きですから、楽器持ちなので、
もう少し突き詰めて、、
「ほんとに避難の時、楽器をどうするか?」
という、私たちには、シビアな問題。
あえて突きつけます。
とっさの避難の時、楽器はどうするか?
答えを、先に言いますと。
置いてゆきます。。。
(製作家の皆さん、ぁぁ、ごめんよ。。)
(販売・メンテナンスいろんな方々、すみませぬ。。)
命より大事なものは無き、、
というところと、
わたしが、その判断ができるようになったのは、
あるギタリストさんのお話を聞いてから。
外国人のギタリストさんが、来日されていて、
ある時、地震に遭ったそうです。
楽器も置いて、真っ先に危ないところから逃げた、と。
(その時は、その後すぐに戻れたということでしたが。)
楽器というものは、また他のものに出会えるから、と。
確かに。。
外国の方だと、地震は初めてだったかもしれない。
相当、怖かった、と聞きました。
(そのお話ぶりからも、怖さが伝わってきた。)
そして、その、判断の迷いの無さに、
驚きと、尊さということの意味を、理解しました。
それを聞いて、わたしは、心は揺れるけれど、
楽器をできるだけ高いところに置いて、(雨の時)、
逃げようと、決心ができました。
数年前、心痛んだニュースがありました。
船の浸水で、ヴァイオリニストが楽器を取りに戻った、と。
確か、ストラディバリウスの貸与品だったのではないかと思います。
お気持ちは、わかります。
わたしの楽器は、そこまで高価でないけれど、(責任も)
いろんなことを考えると、そうするのもわかります。
皆さんも、そこまで高価でなくても、
自分にとって高価値であるもの、
(それは価格ではないはず、)
特に、譲り受けたものや、
思い出のたくさん詰まったもの、
一生懸命に買ったもの、など
愛着があるはずです。
良い音がするなら、なおさら。
迷うかと思いますが、
命を優先させてください。
そして、日頃から、どうするべきか、
自分に問うておいてください。
わたしも楽器に、優先順位を付けています。(気が引けるけれど。。)
もし、車などで1台だけ持って行けそうなら、このギター、とか。
そのシュミレーションは、きっと
いざという時に、役に立つと思います。 😊
今日も、安全と安心をお祈りしています。
(自分も含めて)