音の暦(おとのこよみ):神秘的なコオロギ

 


親愛なる皆様


その昔、それほど昔でない昔、


ライブ活動を盛んにさせて頂いていた頃、

(私は、コロナ関係なく長らく休活してました)、


とある飲食店で、

「月明かりのフラメンコギター」

というタイトルの、素敵なライブ・シリーズを

させて頂いておりました。



今日は、新月らしいです。  🌑



そのライブは、月の満ち欠けに関係していた日取り、

というわけではなかったのですが、(と思う。。)

そのネーミング、素晴らしかったな、と

(お店の方につけて頂きました😃✨)

しみじみと思い出す、本日でございます。



(今、夜に、執筆しています。)



リー、りーん



コオロギが、うっすらと、鳴いています。


通奏低音のように、昼間も(朝方かしら)、

ずっと、のような気がします。


いつ鳴いているかもわからなくなって、

時間感覚も遠のいてゆくような感じ。




神秘的です。




なぜか。




考えていたのです。




なぜ、この、今の時期の、コオロギが、

とっても、神秘的に、私には、聞こえるのか。




一つは、 ゆっくりだから。



深い呼吸をする時のように、

ゆっくりと、

リー、リー、と、鳴いている。


それは、蛍が、ぽわーっ ぽわーっと、

うっすらと、点滅するような感じです。


その、速度が、 神秘的。





二つめは、 ほそぼそな加減。


その蛍の、ぽわーのように、


息が、 鳴き声が、


ふわーっ、 ふわーっ、と、やわらかく聞こえる。


圧力ですね。


圧力が、強過ぎず、弱過ぎず。






三つめは、 わからない。


(笑)



わからないのです。


神々しい、とは、違います。


光り輝いているわけでもありません。



反対に、少し前の季節、9月上旬・半ば頃は、

音にツヤが乗っていて、豊かで、ふくよかで、

それはそれは、響き渡っていました。


リー、リリリりーン

そういう時の方が、光り輝く、という表現は、まだ近い気がします。




なぜ、このコオロギは、神秘的なの…  ?




たくさんの不思議です。








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